さっそく閑話『本の中身』~材料編①~

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▼目次

  ・本に使う材料

  ・材料の特徴

 

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こんにちは!竹内です。

前回は『開き』を見てみましたが、今回は『材料』を見てみたいと思います。
『本と手帳の違いって何?』より範囲が広くなりますので閑話とさせていただきました。

全五回でお届けいたします。

今回は、ズバリ『紙』のお話です。

 

・本に使う材料

a:紙

b:表紙材

c:スピン・箔

d:糸・糊・針金・リング、背紙・芯紙

e:その他

上記のような5つに分別してみました。
a~cがメインの材料、dが裏方で、eがオプションといった感じになります。

どれも、その製品の用途・目的によって選ばれるものになりますが、

種類が豊富で選択肢が多いのがa~cとなります。

 

・材料の特徴

a:紙

そのまま、『本の中身』です。

製造側からの種類としては、本文用紙と見返し用紙があります。

1.本文用紙:  書籍用紙 or 手帳用紙 or 情報用紙

▲用途によって、使う紙を決めます。本文用紙のみが使われる事も多いです。

 

2.見返用紙:  特殊用紙 or 情報用紙

▲本文用紙と中身をつなぎ、中身の保護と本の耐久力を保持する役目があります。

※特殊用紙は、ファンシーペーパーという言い方もします。

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次回は、『本の顔』-表紙-のお話になります。