こんにちは!高橋です。
最近は涼しくなってきて、秋を実感しますね。
今回はもうすぐやってくる「秋分の日」についてです。
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▼目次
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秋分の日とは…太陽の通り道である「黄道」と、地球の赤道を天にまで延長した「天の赤道」が交わる点である、秋分点の上を太陽が通過する瞬間を「秋分」といい、この秋分を含む日のことを秋分日といいます。
そして秋分日が選定されると「秋分の日」となります。
このように秋分の日は天文観測により決まるんですね。
手帳を製作するうえでも秋分の日がいつになるかは重要です。
毎年の2月1日に発行される官報(政府が、国としての作用に関わる事柄の広報を一般国民にするもの)によって翌年の秋分の日の正式決定が広告されます。
それでも、手帳の中には4年間の年間カレンダーを載せているものなどもあり、2年後や、もっと先の年の秋分の日(春分の日)がわからないといけないこともあります。
一応、秋分の日、春分の日以外の祝日は何日になるかは決まっていますが、
(※来年以降には祝日の変動があります。参照:New暦ニュース~2020年祝日変動・元号~)
秋分の日、春分の日は毎年一定ではありません。
しかし、天文観測で決められる秋分の日は将来の年の日にちを計算によって予測することができるのです。
予測としての秋分の日を知ることができるということです。
弊社にも20年くらい先まで掲載された暦があり、参照しています。このおかげで数年先のカレンダーを載せた手帳をつくることができるのです!
秋分の日は1948年の「国民の祝日に関する法律」によって祝日に制定されました。
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨としているということです。
祝日にはそれぞれ由来がありますが、少し調べてみました。
秋分の日は元は皇室の皇霊祭という、歴代の天皇、皇后、皇族の御霊を祀る儀式が行われる祭日が起源だそうです。
また、一般国民にとってもご先祖様に感謝する日だったようです。
秋分の日前後の期間であるお彼岸にはお墓参りをしたりしますが、これは太陽が真東から昇り、真西に沈むということが、仏教の西方にあるという極楽浄土の思想と結びついているといわれています。
しかし、この秋分の日(春分の日)の時期にご先祖様に感謝するという風習は仏教が伝わる前からあったようで、土俗的な祖霊信仰がもとからあったともいわれているそうです。
とにかく秋分の日は昔から特別な日としてとらえられていたということですね♪