さっそく閑話『本の顔』~材料編②~

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▼目次

  ・材料の特徴

  

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こんにちは!竹内です。

今回は、表紙のお話になります。

 

・材料の特徴

a:紙

b:表紙材

c:スピン・箔

d:糸・糊・針金・リング、背紙・芯紙

e:その他

 

b:表紙材

こちらは『本の顔』ですね。

表紙がなくて中身がむき出しですと、こすれ・汚れ・破け、はたまた湿気などによる伸び縮みなどのダメージが出てきます。ジーンズなどと違って、ダメージを負ったことで価値が上がるなんてことはありません。
なので外側にカバーをかけることで、紙部分の耐水・耐久性、堅牢性を保持します。
使用回数が多かったり、高級なものは本文より大きいサイズで作成し中身を保護します。

1.紙  :    表面加工をした紙 or 特殊用紙

▲基本は『強い紙』。風合い・表情を重視することもあります。

こちらの画像は『貼表紙』『表面加工』という加工を行っています。

2.紙以外:   ビニール or クロス or 革 or 布 or etc…

▲基本は『紙より強い』。

写真は塩化ビニール(PVC)という材料を使っています。上は中身と接着、下は差し込んで使うようです。

最近では、ビニールは環境問題の対象としてあげられることは多いですが、一定条件下でリマテリアル可能であったり、製造時の環境負荷が少なかったりします。一時期、環境特性として上位に扱われたオレフィンよりも環境的には優位になります。
詳細はこちら

扱ったことはありませんが、金属や、電子ペーパー、特殊繊維も使えるはず。

重くなるのと、用途がないので一般的には選ばれませんが・・・

 

次回は、『本の彩り』のお話になります。