こんにちは!高橋です。
皆さんは仕事道具にこだわりがありますか?
今回は手帳の校正で使用する道具についてです。
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▼目次
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・赤ペン
校正と言えば赤ペンを思い浮かべる方も多いかと思います。
これで訂正を書き込んでいきます。校正の進め方、赤字の表記の仕方は会社などによりいろいろと思いますが、弊社では鉛筆やシャーペンで疑問をかくので、赤ペンやシャーペンを持ち、見るところを指し示しながら校正していくということが多いです。
・定規
手帳の校正では、文章の内容を見ていくよりも、日付や祝日が正しいか、それからカレンダーの体裁を見ていくという作業が多いです。
また、製本上、文字などの位置が端から何ミリ以上空いていないと紙の断裁で文字やイラストが切れてしまったり、違うページにずれ込んでしまう、などの問題が起きてしまいます。
体裁の確認。そのような時に定規を使います。
他にも、定規はそれぞれ違う手帳自体のサイズを測ったり、と欠かせない道具です。
校正作業以外でも弊社では色々なサイズの定規がたくさん活躍しています。
仕事以外ではは1ミリを問題にすることはまずないですが、仕事では1ミリがとても大きく感じられます。
・ルーペ
拡大鏡です。印刷物の検査に用いる高倍率のもので、下記写真の上の方にあるものがそうです。
印刷物に当てて使います。
使用することは多くはありませんが、細かいところの確認…例えば、一見黒一色に見えるけど、他の色が入っているか、などもこれで見ることができます。印刷が点の集まりでできているのが、これで覗いてみればわかります。
・ライト
机に取り付けていて、直接机を照らしています。
目を使う作業なので、小さい文字、色の薄いものを見るときに明るさは重要です。目の疲れやすさにも影響してきますね。
このライトのあるのとないのとでは見え方がかなり違ってきます。
・暦
「道具」と言えるかどうかわかりませんが、必要不可欠なものです。
手帳の内容が正しいか、もとになる暦は常に校正の時に手元にあるものです。
弊社独自のカレンダー、暦も作成しています。
暦には六曜や、主な年中行事、月齢などを載せています。これを参照すれば、ほとんどの手帳は校正できます。
・辞書
これも道具というのはおかしいかもしれませんが、校正で必要なものを考えていて思い浮かびました。
前述のように、文章の内容を校正することは少ないのですが、様々な手帳があるので様々な言い回しや、独自の記述があります。
そんな時に辞書で調べることがあります。
インターネットで調べることもありますが、常に疑問を持つようにして、辞書を手に取って調べてみるという基本を続ける姿勢は先輩の姿から学んだことです。わたしも見習いたいと思っています。
以上、手帳の校正の道具について書かせていただきました。
道具にこだわりがあってもなくても、仕事の相棒になるかもしれない道具を大切にしたいですね。
いつもそばにあって当たり前の存在になりがちですが、改めて見直してみると…初心に立ち返る気持ちになりました!