改元 元号の歴史

こんにちは! 長谷川です。
私の今回のテーマは「元号」です。
いよいよ新元号の発表!たのしみですね。

****************************************

▼目次

①日本の元号の始まりは・・・

②現在元号を使っている国ってあるの?

③改元は手帳屋にとって一大事!


④次が良い時代であらんことを

****************************************

①日本の元号の始まりは・・・

例によって、私には全く知識がないので、ウィキペディアで調べると…。
『日本書記』によれば、大化の改新(645年)の時に「大化」が用いられたのが最初であるとの説があります。継続的に元号が用いられることとなったのは、文武天皇5年(701年)に「大宝」と建元して以降だそうです。
また、広く一般に年号が伝わるようになったのは、江戸時代になってからのようです。
元号が庶民になじんだのは、そんなに昔の話ではなかったのですね。

 

②現在元号を使っている国ってあるの?

現在元号を用いている国は、どうやら日本だけのようです。
たしかに西暦に統一してしまったほうが、ビジネス上も使い勝手がよさそうですが、日本が元号の使用にこだわるのは、それなりの理由があると思います。

これは極めて私的な見方ですが、元号を使うことが、神話の時代からの日本悠久の歴史を連想させ、無意識の愛国心を醸成するのではないでしょうか。

天照大神「岩戸神樂之起顯」

また、「その時代」というものを象徴する元号に、国民がとても愛着をもっているのも、その理由だと思います。

 

③改元は手帳屋にとって一大事!
年齢早見表
ところでこの改元、実は手帳・ダイアリー業界にとってとても大変なこと。

日本の手帳やダイアリーには元号が使われているところが結構あるのです。
翌年のカレンダーに元号が記載されている場合は変更しなければなりませんし、便覧などの年齢早見表にも元号が表記されているものがほとんどです。しかし、発表までいつ何という元号になるかわかりませんし、天皇誕生日の祝日も変更されるので、製作進行に多大な影響がでるのです。

「そんなの西暦だけの表記にしてしまえばいいじゃない」という意見もあるかもしれませんが、この業界「新しい元号を載せたい!」という要望はまだまだ多いのです。

いかに元号が国民に親しまれているかわかりますね。

 

④次が良い時代であらんことを

今回の改元は私にとって2度目となります。
改元は一生のうちにそう何度もあるわけではないので、貴重な瞬間です。
前回の改元は昭和天皇の崩御ということもあり、とても厳粛な気持ちになりました。
ですが今回は今上天皇がご健在で退位され、新天皇が即位されるので、慶事と言っていいと思います。

天皇両陛下

 

 

新元号の発表、とてもたのしみですね。
次の時代が、よい時代であらんことを!

ではまた、次回お会いしましょう。