“インキ濃度”とは?

こんにちは!小川です。

ワクチン接種が各地始まり、コロナ収束のポイントになってくれないかと願うばかりです。

気温の高い日も増え、蒸し暑い時期となりますが体調にはお気を付けください。

今日はインキ濃度のお話です。

 

**********************************

▼目次

①総インキ濃度とは

②総インキ濃度が高いとこんな事故につながります

③総インキ濃度の下げ方

**********************************

①総インキ濃度とは

総インキ濃度とは、色を構成する1画素に対して重ね合わされたインキの合計を指します、プロセスカラーの場合は最大値は400%です(C100%+M100%+Y100%+K100%)。

TAC値(たっくち)とも言われます。

総インキ量の限界値は新聞では250%、雑誌広告では320%、一般商業では300~360%といわれています。

弊社では280%としています。

 

②総インキ濃度が高いとこんな事故につながります

絵柄の広範囲で総インキ量が高い場合(=インキ使用量が多く、濃い場合)、印刷時にインキの定着や乾きの問題により裏移り裏抜けの問題が発生しやすくなり、印刷物が汚れる原因になります。

”裏移り・裏抜け”とは?

③総インキ濃度の下げ方

総インキ量はPhotoshopで下げることができます。

(1)メニュー>編集>カラー設定>作業用スペース>CMYKとなっているのをカスタムCMYKにします。
(2)ダイアログがひらくのでUCRを選んで総インキ量を設定して(弊社の場合は280)閉じます。
(3)メニュー>イメージ>モード>をいったんLabカラーに変換します。
これは、一度色の領域の広いLabを選択しています。
(4)画像(レイヤー)を統合します。
(5)メニュー>イメージ>モード>を再度CMYKに変換します。
LabからCMYKに変換しているのでインキ濃度(色のかけ合わせ)を変えても見た目が変わりにくいです。
これでインキ濃度の高いところが280%以下になります。

みなさんも印刷会社に入稿される際には、印刷物の種類・入稿先会社の設定値など注意してみてください☺️