こんにちは!小川です。
立春も過ぎて、暦の上では春になりましたがまだまだ寒い日が続きますね🥶
体調にはお気を付けください。
今日は特色インクのお話です。
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▼目次
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①特色とは
印刷においてプロセスカラーでは再現できない色を表現するために、あらかじめ調合(調色)されたインクのこと。スポットカラーや特練色ともいう。(引用元:Wikipedia)
特色の例としては、金や銀のメタリックカラーや蛍光色などがあります。
あらかじめ調合されたインクのこととなってますが、ではどのように調合するのかを説明いたします。
②特色インクの作り方
①測色機で特色の色の配合率を読み込みます。
②パソコンの画面に配合率がでます。
③配合率に従ってインキを混ぜます。写真ではわかりずらいですが、丸いテーブルが回ってます。
一定の時間でヘラが動いてインキを混ぜ合わせています。
④混ぜ合わせたインキをローラーを使って紙に力を入れて移します。
⑤紙に移した特色を測色機で測ります。
①の測色機で測った数値に合うまで調整します。合致したら完了です。
特色インクはこのようにインクを調合して作る為、4色印刷では表現しにくい色や刷り色がブレやすい茶色などの刷り色が安定して印刷されます。
カラーの文字や線を1色で印刷するので4色の掛け合わせよりキレイに印刷することができます。
また、版の数を減らして版代を節約することもできます。しかし4色印刷に特色を使うと印刷の版が一版増えてしまって料金が割高になってしまうというデメリットもあります。
特色をうまく使ってキレイな印刷物を作ってみてはいかがでしょうか☺️