こんにちは。小笠原です😊
ポケットの中にいるような在宅勤務の方も多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
今週は、手帳についているポケットのお話📖
**********************************
▼目次
①ポケットの素材
②ポケットの主な形・呼び方
③その他
**********************************
①ポケットの素材
手帳のポケット素材は、主に塩化ビニール(通称・塩ビ)を使っております。
大まかに透明なタイプと梨地(半透明)のタイプがあります。
厚みはコンマ0.2もしくは0.3ミリを使います。
厚みの使い分けとしては、ポケットの上にポケットを重ねて熱圧着(ウェルダー加工)される場合は、0.2ミリを使用します。
理由は、厚みのある生地同士だと熱が伝わりづらく、ポケットの接着不良が起きてしまう為です。
本冊を差し込むだけのポケットの場合は、0.3ミリを使うことが多いです。(厚みのある方が、しっかりした感じがある為)
※透明タイプは、現在コロナウィルス感染防止のためにレジとの仕切り用に使用するため需要が増えて品薄状態です。
材料確保の為、今年に関しては例年より1カ月前に数量決定していただければ幸甚です。
高級感を出す際は、表紙の表側と同じ素材(塩ビや革)をポケットに使われるお客さまもいらっしゃます。
②ポケットの主な形・呼び方
<両袖ポケット>
ポケットの代表。透明カバー仕様は、大体この形です。
本冊と表紙が貼り付けてあるクルミタイプでは、表4側だけについている以下の2種があります。
<立てポケット>
<コーナーポケット>
両袖タイプ・立てポケットの場合さらに
カード・名刺などを入れるポケットを上につけたり
ポケットに切り込みを入れる加工をしたりします。
③その他
上製本タイプやサイズが大きい(B6以上)など表紙にポケットがある状態で本冊が貼り付けられない場合、シール式になっているポケットを後から手作業で貼り付けることもできます。
また、文具メーカーよりお使いの手帳・ダイアリーに貼れるようなビニールや紙タイプのポケットも販売されているので、探してみてはいかがでしょうか。