こんにちは!小笠原です。
昨今、製品を生産するにあたり環境に負荷をかけていないことが受注の条件になっていたりすることがあります。
今回は、弊社で生産した製品に環境に配慮した材料を使用した場合の、表示可能なマークについて調べてみました。
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▼目次
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①ベジタブルインキマーク
以前は、大豆油を使用して作られたインキを使用して印刷されてた印刷物につけられた、大豆油インキ制度がありました。
2008年に原料を大豆に限らず、植物油または再生植物油等を原料に使用した油も対象範囲に広げ、「ベジタブルインキマーク」として制度がスタートしました。
現状オフセットインキについては、ほぼ植物油インキを使用して製造されているそうです。
詳しくは、印刷インキ工業連合会へ
弊社ではオフセット印刷(枚葉)・プロセス4色インキにつきましてはベジタブルインキを使用しておりますので、マークの表示をご希望の際は営業までご連絡ください。※特色インキにつきましては、営業と要ご相談にて
②FSC認証制度
1990年、国際的に森林破壊とそれに伴う環境破壊や社会問題を受けて、適切に管理された林産物を証明する制度が必要と感じた関係者がアメリカ・カルフォルニア州に集まりFSC認証の概念が誕生し、1994年FSC法人がメキシコに誕生しました。
印刷物に関連するのは、用紙の原料になる木材チップに違法伐採された天然林ではなく管理された森林から伐採されたチップのみで抄造された用紙にFSC認証されラベルにマークが表示できます。
また、最終製品に(弊社で言えば手帳・ノートなど紙製品)FSC認証マークを入れるには、加工・流通にかかわる組織が(小売り除く)FSC認証を受けていなければなりません。
詳しくは、FSC JAPANのサイトをご覧ください。
弊社は、FSC認証取得済です。
FSC認証を製品に表記ご希望の場合、FSC認証を取得している(用紙にかかわる)材料を使用しなければマークの表示ができません。
まずは、弊社営業まで仕様・サイズ・ページ数・用紙についてのご希望をお伝えいただき、ご相談させてください。
近年では、SDGs(持続可能な開発目標)などもあり企業・団体も以前に増して環境問題に加え未来に向けて持続可能な経済活動の方法など求められております。
その際、なにかを目印に選択を迫られた際には、上記のマークがついている品物や証明を取得されている企業を選択されては、いかがでしょうか☺️