こどもの日~感謝する日~

こどもの日

こんにちは!市川です。

史上最長のゴールデンウィーク中です。
皆様いかがお過ごしですか(*^-^*)?

さて、もうじきゴールデンウィークの“シンガリ”の祝日である、「こどもの日」です。
いったいこの「こどもの日」とは何の祝日なのでしょう?

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▼目次

① ”こどもの日”とは?~条文のナゾ~

② ”祝祭日”の歴史

③ 母に感謝する日

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① ”こどもの日”とは?~条文のナゾ~

祝日法を見てみますと、

『こどもの日 5月5日
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。』
出典:国民の祝日に関する法律 第2条

母に感謝する?
それは、母の日では?

なぜ、こどもの日の条文に、母に感謝する一文が入ってきたのか?
ちょっと掘り下げて想像してみたいと思います。

こどもの日

② ”祝祭日”の歴史

そもそもとして、

①祝日は全て法律に基づいています。

②祝日は休日です。

③日本の法律は、 戦後を境に憲法と共に大きく変わりました。

これが大前提です。

今は祝日と称していますが、以前は“祝日”+“祭日”で“祝祭日”と言っており、“祭日”の大半は休日でした。
しかし、今の日本に“法律で定められた祭日”は無いのです。(ややこしい言い方ですが、多分これが解りやすい言い方だと思うので、そう言います。)
正確に言うと、無くなりました。

“法律で定められた祭日”としてお休みにしていたのに、それ自体が“ある日”を境に無くなる。
つまり、日曜日以外のお休みの多くが、一気に無くなる事になりました。

これは、大変な事です。

そこで国は、世論に調査をしました。
平たく言うと、「どれを祝日にする?」と言う調査です。

それはそれは色々な意見がでました。
「花まつり」「クリスマス」「お盆」「聖徳太子にまつわる日」「月曜日は月を祭る」「七曜祭―七つの曜日全てを感謝する」などなど、何とかの日が本当に沢山の意見が集まりました。
もうメチャクチャです。

集まった意見全部を休日にする訳にはいかない。
国として上手く、そして素早く(なにせ祝日が無い状態が続いてしまう為)纏めなければいけない。

しかも、今までの“祭日”は、その存在から全否定する方たちもいれば、従来の休日からの日付の変更は混乱する等と言う人たちも居る。

本当に難しい会議だったと思います。
なので、何度も何度も喧々囂々の会議が開かれました。

そうして、新しく“祝日”としてスタートする日と、今まで有った“法律で定められた祭日”の日に、近しい何かを当てはめて休みにする。

そんな形で何とか何とか纏め上げて、昭和23年(1948年)7月20日に、今の“祝日”がスタートしたのです。

 

③ 母に感謝する日

そして、「こどもの日」です。
これは、色々な団体や個人から、この日を「こどもの日」として“祝日”にしてほしいという、要望が出ました。
全国保育連合会などは、11月15日(七五三)を祝日にして欲しいという要望も有りましたが、端午の節句である5月5日を推す声が、やはり多かったようです。

また、ここからは想像なのですが、この時に色々と集まった意見の中で、5月の第二日曜日である「母の日」を推す声が相当数有ったのではないかと思われます。
この意見を無視する事なく、上手く纏めきる為には……

ピコーン!
近いところに「こどもの日」がある!
ここに入れてしまえ!

「こどもの日」の条文に『母に感謝する』の一文を入れてしまうなんて、なんて、お纏め上手でしょう。

と、フルに想像力を発揮しましたが、なにはともあれ、5月5日は、
『こどもの日 5月5日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。』
祝日として成立しました。

父親としては何とも複雑な気持ちですが、5月5日は、色々な事に感謝して過ごしたいと思います。

感謝を伝える日