こんにちは!バトリックです。
先日印青連のセミナーに参加してきました。
今期のテーマは「インタラクティブ」ということで、今回のゲストは海外でも注目されている株式会社daisy代表・稲垣 匡人さんでした。
稲垣さんは学生の頃芸術の道を志し、次にゲームの表現できる力に興味をお持ちになられゲーム業界に入られたそうです。
そこから他の可能性はないかと模索した結果、今は科学技術を使った芸術作品として海外の展示会へ出展するにまで至ったそうです。
私は科学技術に疎いので、daisy様の作品はまるで魔法みたいでした。下の画像にあるLazy Armsは手を動かすと、人の動きを読み取ってロボットアームが動き音を奏でます。
仕組みを聞いて納得しても魔法みたいだなーと感心してしまいました笑
他にも、みなさんご存知かもしれませんが歌舞伎フェイスパックを手がけてらっしゃったり、
アーティストPerfumeさんの最新テクノロジーを使ったパフォーマンス演出もこちらのお仕事だそうです。
稲垣さんのお話で印象に残っているのは、芸術に対する海外と日本との差のお話です。
海外での展示会や美術展に出展されると、人々は作品の詳細にまで意味を見出そうとするそうです。日本だとそれが感覚的に受け取られることが多いみたいです。
社内で「これおもしろいかも」「このアイデアは楽しそう」といった発案で作ったものが、
海外でもヒットしたのは、文化の違いはあれど根源的なところで共通する感覚に訴えかけられたのではないかとのことでした。
最後、印青連の会長からもお話があったのですが、業界は違えども新しい可能性に賭けてみる勇気が必要な時代だと感じました。
既存のやり方・ターゲットだけでなく、もっと広い視点で物事を捉える感覚が重要ですね。