連載企画⑳『本と手帳の違いってなに?』~中ミシン綴じ製本~

こんにちは、小笠原です!

早いもので、もう6月。梅雨入り間近の今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

本日は、中ミシン製本のお話し。

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目次

① 中ミシン製本とは?

② 手帳で中ミシンって?

③ 中ミシン製本の注意点

④ オンデマンド印刷で小ロット中ミシン製本 受注始めます

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①中ミシン製本とは?

中ミシン製本とは、見開きのページの真ん中を製本用のミシンで縫う製本です📖

 

皆さんの身近なもので、中ミシン製本と言えば「銀行の預金通帳」ですかね。

社内の呼び方で、表紙と本文の最初と最後を貼り合わせて、三方仕上げ断裁で完成の場合、「通帳式」と呼びます。

通帳式以外には、表紙と本文を一緒にミシンをかけて、補強の為に背に製本用のクロスを巻く「中ミシン・クロス巻き」が一般的です。

背のクロス

 

中ミシン・クロス巻きのクロスを巻かずにミシン糸が、抜けないように糊止めだけしたものを「中ミシン」と呼びます。

②手帳で中ミシンって?

手帳で中ミシン製本を使用するのは、付録のアドレス帳やマンスリーだけのページが64ページくらいまでの束の薄い物に使用します。

手帳とノートの中ミシンの違いは、丁合です。

ノートは本文全部罫線なので、本文の必要枚数を丁合するのが、一般的です。

手帳の場合、マンスリーなどページごとに内容が違うので、16ページ折を重ねて丁合い致します。

理由は、乱丁、落丁のリスクを減らす為です!

弊社で製版する際は、乱丁、落丁防止の為に前の袋に前丁を入れて、事故防止に努めております!!

③中ミシン製本の注意点

中ミシン製本の注意点は、せり出しです!

写真の赤線部分で仕上げると右側の余分な部分が、裁断で切り落とされます。

真ん中に近いほどはみ出ることを「せり出し」と呼びます。

そうすると表紙に近いページは、仕上がり寸法で仕上がりますが、真ん中に近いほど

左右の長さが短く仕上がります。

その為、真ん中に近いページほど切れてはいけない文字や絵柄を内側にデザインしないといけなくなります。

デザインの際は、ページ順によって切れてはいけないものの配置にご注意ください。

④オンデマンド印刷で小ロット中ミシン製本 受注始めます

オンデマンドで印刷したものを弊社にて中ミシン製本する受注を始めます。

お見積り等、お問い合わせはメールにてご連絡ください。(eigyo@seibundo.jp.net またはお問い合わせフォームまで)

中ミシンについての過去のブログ記事もご覧になっていただければ幸甚です。→

連載企画⑲『本と手帳の違いってなに?』~製本の綴じ方と糸綴りの製本~