こんにちは!高橋です。
間もなく梅雨入りやもうすぐ梅雨が明ける地域もあるようですが、暑中見舞いを送る時期となってきました。
今回は暑中見舞いの書き方やマナーなどについてです。
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▼目次
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① 送る時期
二十四節気である小暑から立秋の前日までというのが一般的のようです。(2019年は小暑が7月7日、立秋が8月8日)
時期については諸説あり、梅雨明けから送るというものや、夏の土用(立秋の前の約18日間)というものもあります。実際の梅雨明けは各地で違うので少し注意した方がいいですね。
いずれにしてもただ暑い時というのではなく、暦が基準となるというのが面白いところです。暦というものがいろいろな習慣の根幹にあるのが感じられます。
この時期を過ぎると”残暑見舞い”となります。
② 書き方
特に決まりというものはないようですが、以下は基本的な書き方の構成です。頭語と結語は特に必要ありません。
①お見舞いのあいさつ
「暑中お見舞い申し上げます」など、本文よりやや大きめの文字で書くと見栄えが良くなります。
②時候のあいさつからはじまる主文
季節の挨拶のあと、相手の健康を気遣う言葉を続けます。また、日頃のお礼やこちらの様子を伝えます。
③結びのあいさつ
相手の健康や活躍などを祈る言葉で終わりの文章とします。
④日付
詳細な〇月〇日という日付ではなく、「〇年盛夏」(残暑見舞いでは「晩夏」)とすることが多いようです。
「盛夏」の代わりに「立秋」や「葉月」などもあります。
季節の挨拶状だけあって、決まった書き方でなくても、季節を自分なりに表現する一文があると良いようです。(難しいことですが…)
そして、何よりも相手の健康を心配する言葉は欠かせません。
③ 季節のごあいさつ
厳しい暑さの中、涼やかな暑中見舞いを受け取るととてもうれしいですよね。
涼しげな絵柄のはがきも様々なものが販売されていますし、暑中見舞い用の官製はがき「かもめ~る」もくじ付きで楽しみがあります。自分で絵をかいたり、工夫するのもいいですね。
少し時間をつくってとりかからないといけませんが、季節や暦を感じながら相手を思いやり、お見舞いするという暑中見舞いという習慣がずっと残っていてほしいと思いました。