こんにちは! 布川です。
いよいよ今年も残すところあと半月。今年あった出来事、出会った人との思い出を整理し、新しい年に備える一助として、年賀状?を書いてみませんか?
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▼目次
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①年賀状の書き方
⑴「謹んで新春のお慶びを申し上げます」「謹賀新年」「迎春」といった賀詞(がし:祝いの言葉)を冒頭に、大きめに書きます。
一文字・二文字のものは簡略化されたものと見なされるため、目上の方への年賀状では避けましょう。
⑵「旧年中は格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます」「皆様お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます」「旧年中はお世話になりました」といった、日頃のお付き合いへの感謝や無事の越年を祝う言葉などを書きます。
⑶「本年もご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます」「本年も変わらぬお付き合いのほど宜しくお願い致します」「今年もよろしくお願いします」というふうに、新しい年・今後も以前同様の親交を願います。
⑷「皆様のご多幸と繁栄を祈念致します」「皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます」など、相手の健康や幸福、繁栄を祈る言葉を書きます。
⑸日付を書きます。
受け取った方が見るのは基本的に1月1日の朝と考えて、令和二年 元旦 といった書き方をします。
「元旦」は新しい年の最初の朝を示す言葉です。
「旦」という文字は、太陽が水平線・地平線から現れる様を象ったものなのです。
⑹一言添える
近況報告や共通の話題などを簡単に書きます。
⑴~⑸をどの相手にも共通とする場合でも、ここは相手に応じて書くとよいでしょう。相手のことに思いを致しましたよ、ということが伝わります。他の箇所を印刷したはがきの場合は、ここだけを手書きにするのもいいですね。
砕けた間柄であれば⑵〜⑷はある程度省略しても問題ありません。
②出す時期・注意事項
表面に『年賀』と朱書することで、年賀状として扱ってもらえます。
郵便局で売っている年賀はがきではあらかじめ入っていますが、それ以外の既製品のはがきの場合は投函する前に確認したほうが無難です。
日本郵便が年賀特別取扱を開始するのは12月15日です。この日から12月25日までの間に投函された年賀状は基本的に1月1日の朝に配達してもらうことができます。25日を過ぎて投函したものは、条件や運によっては1月1日につくこともありますが、確約はされません。目上の方、大切な方に出す場合には特に守るべき期限です。
今年に限っての注意事項ですが、2019年の年賀状は、通常はがきが62円(当時)に値上げしたのに対し特別に年賀はがきだけ据え置き52円となっていましたが、2020年の年賀状では通常はがき同様の63円となります。
③よくわからないことがあったら
日本郵便の特設サイト
郵便年賀.jp
https://nenga.yu-bin.jp/
には、お馴染みのくじ付き年賀はがきをはじめとした各種商品を購入できるほか、自分だけの年賀状を作れる様々なサービスがあります。
くじ付きの年賀切手もありますので、素材にこだわった私製はがきで出したい!というときなどに便利です。
さらに、自宅のプリンターで印刷できるデザインや、コンビニエンスストアのマルチコピー機で出力できるもの、自分で投函しなくても印刷から配送までしてもらえるサービスなどなど。
困ったり迷ったりしたら見てみるといいかもしれません。
郵便年賀.jp以外にも、年賀状作成補助のサイトや書籍はたくさんあります。
今の時期なら書店やパソコンソフト売り場に足を運べば、裏面の作成から住所録の作成・管理と連動する宛名印刷などの機能を備えた年賀状ソフトが手に入ります。こういったものの利用も考えてみてください。