”本の部位の名称”

こんにちは! 遠藤です。

2020年も2ヶ月を過ぎようとしていますが、みなさん今年の目標は立てていますでしょうか?
私はスマホをいじる時間を減らして、読書をする時間を増やそうと思っています☆

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▼目次

① 「紙で読書」のススメ

② 本の部位の名称(表紙編

③ 奥付

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①「紙で読書」のススメ

このご時世、電子読書をしている方も多いと思いますが・・・

「紙で読書」派、進取の意欲や多面的な思考力高めの記事より引用させていただくと、

「紙は電子よりも本の全体像を把握したり、ページ間を行き来したりしやすい。集中を維持でき、記憶に留めやすく、じっくり読んで考えるには紙の方が適している」(読売新聞オンライン2019/12/23より)

ということなので、ぜひ紙での読書を勧めたいところです!

 

② 本の部位の名称(表紙編

 

我々菁文堂は、手帳やノートを主に取り扱っていますが、“本”は手帳とはまた違う作り方や名称になります。

・天地は上下を表し、背中にはタイトル(題名)が表記されていることが多いです。

溝 - 背の近くに刻まれている「溝」。本を開きやすくするための加工です。

小口 - 背の部分を除いた三方の辺。背の反対側の前小口のこと。特に前小口のことを指します。

・束 - 本の厚みのことを指し、束が厚い、束見本などという使い方をします。

・チリ - 本文よりも出っ張っている表紙の余白部分。本文より表紙をひとまわり表紙を大きくすることで、本の中身を保護しています。

・角については、過去の記事”角丸”とは?に詳しく書かれています★

”角丸”とは?(角の違い、メリットなど)

 

・扉 - 写真にはうまく撮れませんでしたが(スイマセン)、見返しを開いて一番最初のページで、タイトル・出版社名・著者名などが記されています。

中扉も本によっては入れます。内容の区切りごとに入れたり、章の始まりごとに挿しこんだりします。

・見返し - 表紙と中身をつなぐ役目を持った紙です

本文用紙とは異なる上質な紙を使用し、図のように内容や雰囲気に合わせて模様などを印刷したり、風合いのある用紙などを使用して、高級感を演出したりもします。

花布 - 背中の上下の両端に貼り付けた飾り布。本を丈夫にするとともに装飾のために行われてきました。現在では形だけ残って、本の装飾として貼っています。

のど - 本の綴じ目に沿った部分で、見開いた時の中央部分です

”のど”の方に寄せて印刷すると、綴じたときに読めなくなる場合があるので注意が必要です。

・スピン -(これも写真にはうまく撮れませんでしたが、)どこまで読んだかわかるように挟んでおく”栞ひも”のこと。

・帯 - 日本の書店では当たり前のようについていますが、実は海外ではほとんどついていません。

なぜ日本の本に大半が帯がついているかというと、PR目的が多いようです。

どんな内容か、有名人の感想、映画化、インパクトのあるキャッチコピー・・・など少ないスペースで買わせるような宣伝役割を果たしています。

なので”帯買い”をする人もいて、帯をコレクションしている人も多くいるようです(´∀`)

 

③奥付

 

 

奥付とは、書物の末尾に”書名・著者・発行者・印刷者・出版年月日など”を記した部分を指します。
よくここに、“乱丁・落丁等があったらお取替え致します。”という表記が書かれているのを見たことがあると思います。

”落丁・乱丁”とは?

万が一不良があった場合は、お手数ですが「奥付」に書かれている印刷・製本所の連絡先に送付してください。(レシートがなくても返品可能です)

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本文にも”本”ならではの名称があります。

機会がありましたら、そちらもぜひ書きたいと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m