手帳の始まり月~選び方~

開いた手帳

こんにちは! 布川です。
今回は手帳の選び方のうち、始まり月に着目して選ぶという考え方について。

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▼目次

①1月始まりと4月始まり

②1月始まりのバリエーション

③4月始まりのバリエーション

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日めくりカレンダー

 

①1月始まりと4月始まり

ざっくりと分けると、手帳は1月始まり4月始まりの二種に別れます。
年版と年度版という呼び方もします。

まずは仕事・学校のことに関して使うのか、それともプライベートを管理するのか、用途を考えてみましょう。

1月始まりは一般的な一年の始まりと終わりに沿います。

仕事やプライベートもおおむね一年の区切りはお正月になりますので、そこを基準に考えると1月始まりがフィットします。
一年の計は元旦にありといいますが、お正月自体にそこを区切りとし、切り替えて新たな気持ちで臨むという面があるので、気分を一新するにあたり新しい手帳を下ろすのも気持ち的によいのではないでしょうか。

4月始まりは、カレンダーの場合にスクールカレンダーと呼ぶこともあるように、日本の学校はおおむね4月から一年が始まります。
実際に、学生・生徒手帳などでカレンダーや月間・週間予定欄のあるものはまず4月始まりになっています。
学校に通うお子さんがいるご家庭では、家族の予定を管理・すり合わせするのに向いているかもしれませんね。旅行などの大きな予定は、お子さんの学校の長期休みに合わせることが多いので。

また、官公庁も1年の区切りが4月になっています。
官公庁にお勤めの方、地域活動等のプライベートで公の機関と関わる機会の多い方などでも4月始まりの手帳がしっくり来る場合は多々あるかと思います。

 

②1月始まりのバリエーション

先の予定を書き込む場合では、どうしても引き継ぎ期間というのが発生するので、そこを頭にいれて選ぶのも手です。
1月始まりのものの中にも、本当に1月から始まるもの、実際には10月から入っているもの、11月から入っているもの、12月から入っているものなどがあります。
この、始まる前の期間ページは、今使っている手帳と来年使う手帳の引き継ぎのときに生きます。たとえば、1月以降の予定を書き込む場所としての来年1月始まりの手帳に、直近の10月なり12月なりの予定を写しておくことで、2冊持ち歩く必要はなくなります。

 

初詣

 

③4月始まりのバリエーション

4月始まり手帳については、1月始まりほど実際の開始月にバリエーションはありません。
前を延ばすと1月始まりと差がなくなってしまうためだと思われますが、逆に言えば1月始まりの場合の引き継ぎのようなことを円滑にしようと思えば、用途的には4月始まりが合いますが、あえて1月始まりの手帳を選ぶことも可能です。この場合は、終わりが何月かに気を付けてください。

 

入学式

 

最終的にはおのおのの使い方です。しっくりくる使い方を探して考えたり試したりするのも楽しいものですので、いろいろ試してみてくださいね!