こんにちは!飯島です。
いよいよ5月に入りました。
私ども手帳製造メーカーでは2019年版の手帳の生産が始まっております。
今回から新連載で「手帳が出来るまで」を書いていきたいと思います。
菁文堂はOEM手帳作製の業態につき、メーカー様や企業様からのご依頼をいただいたものを製造しております。
一般の皆様は、手帳がどのような手順を経て製造されているかはご存知ない方が多いのではないでしょうか。この連載ではそういった普段目に触れない弊社の仕事ぶりをご紹介いたします。
今回はお仕事を頂く、一番最初の段階のお話です。
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▼目次
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全体の流れとして、お問い合わせから納品までは次のような工程をたどっていきます。
1.問い合わせ・見積り・受注
2.仕様検討・確認
3.デザイン入稿
4.組版
5.校正
6.校了・下版
7.印刷
8.製本
9.検査・セット
10.納品
今回は連載の初回として
1.「問い合わせ、見積り、受注」についてを説明させていただきます。
・問い合わせ
お問い合わせ頂く先方様は「新規のお客様」と「既存のお客様」があります。
「新規のお客様」、「既存のお客様」いずれも、お問い合わせを頂いた際、お見積りに必要な事項についてお訊かせいただきます。
● 作製の目的、用途
● ターゲットは?
● 形態
● サイズ
● デザイン構成
● 入校方法確認
● 材料(用紙、表紙ビニールなど)
● 作りたい数量
● ご希望納期
● ご予算 などなど
見積りに必要なこのような情報をお聞かせいただき、ご希望のニーズに合った仕様でお見積もりいたします。
お電話、メールでのご用命以外でも、必要とあらばお伺いし、見積り打ち合わせをさせていただきます。
「決まっていないところが多い」、「項目で未定があると見積もりしてもらえないのか?」につきましてはご心配なく。
その場合はお話を伺いながら、お客様のご要望に沿ったご提案をこちらからさせていただきます。
・見積り
手帳は手帳自体の成り立ちが、紙部分、表紙部分、加工によりますので、下記すべての項目について計算します。
見積もり算出後、ご提示いたします。
【見積り項目】
・ 材料
・ 作業工程(組版・データ編集)
・ 用紙選定-在庫確認
・ 表紙素材選定-在庫確認
・ 外注見積りの有無(依頼・計算)
・ その他の部材-在庫確認
・ アッセンブリ
・受注(発注)
提示いたしましたお見積りと諸条件がご承認いただけましたら、発注となります。
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今後も手帳製本屋の仕事ぶりをお届けしていきます(*^-^*)
手帳製作に関して、何なりとお問い合わせください!
ご連絡をお待ちしております。
お問い合わせはコチラ!
宜しくお願いします!