”並折り・巻折り”とは?

こんにちは! 三瓶です。

ようやく秋らしい気候になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は製本工程のひとつ【折り】についてです。

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▼目次

①並折りとは

②巻折りとは

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①並折りとは

一般的には8つ折り、16ページ折りなどと呼ばれていますが、弊社では 並折り と呼んでいます。

手帳としては大きいサイズ(目安としてはB6サイズ以上)の場合は、並折りにすることが多いです。

以前、こちら(②折の種類と用途 参照)でもご紹介させていただきましたが、

連載企画【手帳ができるまで】第11回「製本~2.折」

実物で見るとこんな感じです。

正しい位置に配置されていないとページ順にならないので注意!

一見バラバラに並べられているようにみえますが …………

 

実際の完成品!

完成するとページ順にきれいに並びます。

②巻折りとは

さまざまな折り方がありますが、手帳づくりで主な折り方がこちらです。
手帳の特ちょうから見た巻折りが向いているワケ(⑤小型手帳は巻折 参照)もありますが、持ち運びやすさやポケットに収まることを求められがちな手帳は、比較的手に馴染みやすい小さいサイズ(目安としてはB6サイズ以下)で作られることが多く、写真のように横一列に印刷することで2丁製本(1度の製本過程で2冊分作ること)も可能となり、時間やコストの削減にもつながります。

1枚の紙から複数の折りをつくることができる

 

小さいサイズの手帳には、コンパクトにまとめられる良さがあるように、大きいサイズの手帳にはたくさんの情報をひとつにまとめたり、書き込みやすさや全体の見やすさなどの良さもあります。

どのようなサイズでも喜んでご対応させていただきますので、ぜひご要望をお聞かせください!

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